現在、コロナ禍において日本国内の失業率は段々と高まってきており、就職に困る方々が増加しつつあります。
特に国内に在住する外国人においては、突然雇い止めにあうなどの後、どうして良いか分からないまま過ごしてしまっている方々も多くおられます。
厚生労働省のデータによると、新型コロナウイルス感染症の影響で、外国人新規求職者数は前年比１～２割程度増加しています。
一方で、超高齢社会の進展にともない、医療や介護などのニーズ過多が懸念されています。
医療・介護業界は、コロナ禍以前より慢性的な人材不足にあり、特に介護施設の介護職員や、病院やクリニックなどにおいて看護師のサポートをおこなう看護助手（看護補助者）の人材不足は解決すべき喫緊の課題となっています。
その上でコロナ禍により、更に現場での人材不足がひっ迫し、現場スタッフの負担が増え、患者さんや介護サービス利用者に十分な質のケアを提供することが難しくなっている状況があります。
医療・介護業界の人材不足の原因の一つとして、医療・介護業界は専門性の高いイメージがあり、医療・介護業界への転職に二の足を踏む方が多いという課題があります。
また、逆に認識不足のまま安易に医療・介護業界に転職し、早期に離職してしまう人も多くいます。
「コロナ禍による国内在住の外国人の就職難」と「慢性的な人材不足に悩む医療・介護業界」の課題を解決するため、明光ネットワークジャパンと愛仁会は包括的業務提携を行います。
業務提携の目的として、教育・人材×医療・介護による価値創出を通じた日本社会への貢献を目指し、医療・介護業界に就職を希望する人材に対する国内外での教育プログラムでの連携や、医療・介護業界への就職に向けたキャリア教育・進路指導を含めた一貫した仕組み作りにおける連携などの実現を目指します。
業務提携第一弾の取り組みとして、介護職員としての就職を支援する「KAIGO Smile Project」を開始いたしました。
本プロジェクトは、日本国内の外国人を主な対象に、医療・介護業界で働く為の基礎知識や社会マナー、就業体験としてのアルバイト機会、アルバイトとして働きながら社員を目指す為のステップアッププログラムをワンストップで提供する就職支援プログラムです。
在留資格の関係上、特定技能介護及びJFT-Basicの試験の受験が必要な外国人には、無償で明光ネットワークジャパンがオンライン教材と学習サポートサービスを提供いたします。
アルバイトで医療・介護施設で働くことについての理解を深めながら、特定技能資格の取得や専門知識・スキルの獲得を行い、医療・介護施設への社員としての就労を支援するプログラムです。
本プログラムに参加したい求職者の方と、紹介料無料でアルバイトとして受け入れを行いたい医療・介護法人様からのお問い合わせを受け付けいたします。
その他、接する機会のある外国人の方にご案内したい法人様等につきましては、リリース末部のお問い合わせ先より、ご連絡下さい。
また、アルバイトの事前研修動画を下記にアップしていますので、参考までにぜひご覧ください。
