近年、グローバル化などの影響から、日本での就職を希望する外国人留学生が増えてきています。これにより、高等教育機関の就職支援センターに対しては、外国人留学生への就職支援の強化が求められています。
一方、外国人留学生の受入れ経験が少ない高等教育機関の中には「外国人留学生の就職率はどの程度?」「高等教育機関はどのような支援を提供すべき?」といったお悩みをお持ちの担当者の方も多いです。
今回は、外国人留学生の就職率や高等教育機関が就職支援を提供すべき内容、支援のポイントを網羅的に解説します。外国人留学生に対する就職支援にお悩みの就職支援センターの担当者の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
日本国内における外国人留学生の就職率
2023年度の統計調査によると、日本国内における外国人留学生の就職率は高等教育機関全体で38.1%となっています。「日本国内で進学」や「出身国で就職」といった他の選択肢と比較しても、「日本国内で就職」することを選択する割合が最も大きいことがわかります。

近年、外国人留学生の国内就職率は安定的に30〜50%の間を推移しています。細かくデータを見ていくと、2020年から2021年にかけて、卒業・修了者数が10,000人規模で増えているのに対し、国内就職者数はあまり増えていないことが分かります。このことから、外国人留学生の大幅な受け入れに対し、就職支援が追いついていない可能性が伺えます。

2026年2月現在、日本企業による外国人採用は活発化しています。こうした動向を踏まえると、今後ますます日本国内での就職を希望する外国人留学生の総数は増加していくと想定されます。外国人留学生の国内就職への希望に応えるためにも、高等教育機関の就職支援センターには、いっそう手厚いサポートが求められると考えられます。
参照元:
在学段階別の日本国内における外国人留学生の就職率・在籍留学生数
外国人留学生の国内就職率が最も高いのは「短期大学」で、75.8%となっています。次に就職率が高いのは「専門学校」の43.9%です。これらの統計から、実学を重んじる傾向のある高等教育機関の方が就職率が高いと考えられます。
「大学(学部)」からの就職率も高くなっており、39.6%となっています。外国人留学生にとって、国内で就職することが一般的な選択肢になりつつあるといえます。

| 学種 | 日本国内 | 出身国(地域) | 日本・出身国(地域)以外 | 小計(在籍留学生数) | |||||||||
| 就職 | 進学 | その他 | 計 | 就職 | 進学 | その他 | 計 | 就職 | 進学 | その他 | 計 | ||
| 博士課程 | 1,244 | 86 | 647 | 1,977 | 830 | 18 | 619 | 1,467 | 115 | 18 | 104 | 237 | 3,681 |
| 33.8% | 2.3% | 17.6% | 53.7% | 22.5% | 0.5% | 16.8% | 39.9% | 3.1% | 0.5% | 2.8% | 6.4% | 100.0% | |
| 修士課程 | 3,951 | 2,476 | 1,735 | 8,162 | 1,619 | 89 | 1,965 | 3,673 | 102 | 94 | 166 | 362 | 12,197 |
| 32.4% | 20.3% | 14.2% | 66.9% | 13.3% | 0.7% | 16.1% | 30.1% | 0.8% | 0.8% | 1.4% | 3.0% | 100.0% | |
| 専門職学位課程 | 455 | 27 | 320 | 802 | 166 | 6 | 435 | 607 | 16 | 2 | 8 | 26 | 1,435 |
| 31.7% | 1.9% | 22.3% | 55.9% | 11.6% | 0.4% | 30.3% | 42.3% | 1.1% | 0.1% | 0.6% | 1.8% | 100.0% | |
| 大学(学部) | 6,062 | 3,175 | 1,729 | 10,966 | 855 | 103 | 2,813 | 3,771 | 94 | 305 | 189 | 588 | 15,325 |
| 39.6% | 20.7% | 11.3% | 71.6% | 5.6% | 0.7% | 18.4% | 24.6% | 0.6% | 2.0% | 1.2% | 3.8% | 100.0% | |
| 短期大学 | 558 | 105 | 40 | 703 | 8 | 0 | 25 | 33 | 0 | 0 | 0 | 0 | 736 |
| 75.8% | 14.3% | 5.4% | 95.5% | 1.1% | 0.0% | 3.4% | 4.5% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 100.0% | |
| 高等専門学校 | 4 | 115 | 1 | 120 | 8 | 5 | 14 | 27 | 0 | 2 | 3 | 5 | 152 |
| 2.6% | 75.7% | 0.7% | 78.9% | 5.3% | 3.3% | 9.2% | 17.8% | 0.0% | 1.3% | 2.0% | 3.3% | 100.0% | |
| 専修学校 (専門課程) | 10,206 | 8,851 | 1,923 | 20,980 | 397 | 110 | 1,562 | 2,069 | 59 | 23 | 106 | 188 | 23,237 |
| 43.9% | 38.1% | 8.3% | 90.3% | 1.7% | 0.5% | 6.7% | 8.9% | 0.3% | 0.1% | 0.5% | 0.8% | 100.0% | |
| 準備教育課程 | 208 | 2,155 | 85 | 2,448 | 42 | 30 | 278 | 350 | 4 | 9 | 3 | 16 | 2,814 |
| 7.4% | 76.6% | 3.0% | 87.0% | 1.5% | 1.1% | 9.9% | 12.4% | 0.1% | 0.3% | 0.1% | 0.6% | 100.0% | |
| 計 | 22,688 | 16,990 | 6,480 | 46,158 | 3,925 | 361 | 7,711 | 11,997 | 390 | 453 | 579 | 1,422 | 59,577 |
| 38.1% | 28.5% | 10.9% | 77.5% | 6.6% | 0.6% | 12.9% | 20.1% | 0.7% | 0.8% | 1.0% | 2.4% | 100.0% | |
高等教育機関の在籍留学生数で比較すると、最も多いのは「大学(学部)」であり、80,362人となっています。2番目に多いのは「大学院」の55,539人であり、3番目に「専修学校(専門課程)」の46,325人が続きます。
| 高等教育機関 | 留学生数(人) |
|---|---|
| 大学院 | 55,539 |
| 大学(学部) | 80,362 |
| 短期大学 | 1,955 |
| 高等専門学校 | 501 |
| 専修学校 | 46,325 |
出身地域別の日本国内における外国人留学生の就職率・在籍留学生数
最も国内での就職率が高いのはアジア地域出身の留学生の38.9%となっています。次いで北米地域の28.5%、オセアニア地域の27.2%が続きます。
ただし、人数の面では、日本国内に就職している外国人留学生全体が22,688人なのに対し、アジア地域出身の外国人留学生が21,769人とほとんどを占めています。このことから、日本で就職する外国人留学生のほとんどはアジア地域出身であるといえます。

| 出身地域 | 日本国内 | 出身国(地域) | 日本・出身国(地域)以外 | 小計(在籍留学生数) | |||||||||
| 就職 | 進学 | その他 | 計 | 就職 | 進学 | その他 | 計 | 就職 | 進学 | その他 | 計 | ||
| アジア | 21,769 | 16,167 | 5,905 | 43,841 | 3,445 | 302 | 7,180 | 10,927 | 314 | 409 | 487 | 1,210 | 55,978 |
| 38.9% | 28.9% | 10.5% | 78.3% | 6.2% | 0.5% | 12.8% | 19.5% | 0.6% | 0.7% | 0.9% | 2.2% | 100.0% | |
| 中近東 | 65 | 72 | 69 | 206 | 21 | 2 | 46 | 69 | 5 | 5 | 12 | 22 | 297 |
| 21.9% | 24.2% | 23.2% | 69.4% | 7.1% | 0.7% | 15.5% | 23.2% | 1.7% | 1.7% | 4.0% | 7.4% | 100.0% | |
| アフリカ | 152 | 132 | 92 | 376 | 177 | 3 | 77 | 257 | 22 | 9 | 16 | 47 | 680 |
| 22.4% | 19.4% | 13.5% | 55.3% | 26.0% | 0.4% | 11.3% | 37.8% | 3.2% | 1.3% | 2.4% | 6.9% | 100.0% | |
| オセアニア | 37 | 19 | 6 | 62 | 37 | 0 | 27 | 64 | 4 | 0 | 6 | 10 | 136 |
| 27.2% | 14.0% | 4.4% | 45.6% | 27.2% | 0.0% | 19.9% | 47.1% | 2.9% | 0.0% | 4.4% | 7.4% | 100.0% | |
| 北米 | 120 | 103 | 71 | 294 | 25 | 9 | 65 | 99 | 6 | 9 | 13 | 28 | 421 |
| 28.5% | 24.5% | 16.9% | 69.8% | 5.9% | 2.1% | 15.4% | 23.5% | 1.4% | 2.1% | 3.1% | 6.7% | 100.0% | |
| 中南米 | 112 | 143 | 66 | 321 | 60 | 3 | 62 | 125 | 10 | 5 | 11 | 26 | 472 |
| 23.7% | 30.3% | 14.0% | 68.0% | 12.7% | 0.6% | 13.1% | 26.5% | 2.1% | 1.1% | 2.3% | 5.5% | 100.0% | |
| 欧州 | 431 | 354 | 271 | 1,056 | 160 | 42 | 254 | 456 | 29 | 16 | 34 | 79 | 1,591 |
| 27.1% | 22.3% | 17.0% | 66.4% | 10.1% | 2.6% | 16.0% | 28.7% | 1.8% | 1.0% | 2.1% | 5.0% | 100.0% | |
| その他 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 100.0% | 0.0% | 0.0% | 100.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 100.0% | |
| 合計 | 22,688 | 16,990 | 6,480 | 46,158 | 3,925 | 361 | 7,711 | 11,997 | 390 | 453 | 579 | 1,422 | 59,577 |
| 38.1% | 28.5% | 10.9% | 77.5% | 6.6% | 0.6% | 12.9% | 20.1% | 0.7% | 0.8% | 1.0% | 2.4% | 100.0% | |
国・地域別の在籍留学生数でみると、最も多いのは「中国」であり、115,493人となっています。2番目に多いのは「ネパール」の37,878人、3番目に「ベトナム」の36,339人が続きます。
| 国・地域 | 留学生数(人) |
|---|---|
| 中国 | 115,493 |
| ネパール | 37,878 |
| ベトナム | 36,339 |
| 韓国 | 14,946 |
| ミャンマー | 7,773 |
日本国内に就職する外国人留学生が感じている課題
文部科学省の調査では、日本国内に就職する外国人留学生が感じている主な課題として、次のものが挙げられています。
- 外国人留学生の日本語能力が不十分である
- 外国人留学生向けの求人情報が行き届いていない
- 外国人留学生が日本の就職活動の仕組みを理解できていない
- 外国人留学生にとって日本の選考試験の対策が難しい
ここでは、日本国内における外国人留学生の就職に関する課題について解説します。
外国人留学生の日本語能力が不十分である
近年、グローバル化が加速してきているとはいえ、日本において多言語対応が可能な企業はほとんどありません。社内だけでなく、顧客や取引先とスムーズなコミュニケーションが求められる職場では、外国人留学生に対しても非常に高いレベルの日本語能力が要求されます。
日本の企業の多くが外国人留学生に対して高度な日本語能力を求めている背景から、日本の採用選考はほとんどが日本語で実施されており、英語で選考可能な企業は非常に少なくなっています。そのため、採用選考の段階で、日本語能力が不十分であることを理由に不合格となる外国人留学生も多いです。
外国人留学生向けの求人情報が行き届いていない
近年、日本企業による外国人採用自体は活発化しています。一方、外国人留学生向けの就職説明会やインターンシップといった採用情報が、外国人留学生に行き届いていない実情があります。
外国人留学生の多くは、日本での就職活動に馴染みがありません。就職活動に対する知識のなさから、日本人学生よりも情報収集のタイミングが遅くなってしまうことも多いです。
また、自己分析や業界研究・企業研究の進め方が分からず、書類選考や面接の場でうまくアピールができない人も少なくありません。このような背景から、企業から外国人留学生に対して、「自社の働き方への理解が不十分である」といったフィードバックも多数寄せられています。
外国人留学生が日本の就職活動の仕組みを理解できていない
日本の就職活動の仕組みは世界的に見ても特徴的です。外国人留学生の場合、自分の身近なところに日本の企業に就職した経験がある大人がいません。そのため、新卒一括採用や総合職採用といった日本ならではの就職活動の仕組みを理解できない外国人留学生は非常に多いです。
結果的に、ジョブ型採用や多国籍採用に取り組んでいる大手企業や都内のグローバル企業に人気が集中してしまうことも少なくありません。
外国人留学生にとって日本の選考試験の対策が難しい
外国人留学生の中には、日本の選考試験対策の方法に悩んでいる人も多いです。
日本では、候補者を絞り込むために筆記試験や学力テストなどを取り入れている企業が多いです。具体的には、SPIや玉手箱、CABなどが挙げられます。これらの試験は基本的に日本人学生を想定して作られているため、外国人留学生が高い点数を取るためには、日本語学習を含むしっかりとした事前対策が必要となります。
また、外資系企業を中心とした一部の企業では、ケース面接やフェルミ推定が出題されます。これらの特殊な選考試験に対しても、あらかじめ対策をしていなければなかなか突破することができません。
他にも、外国人留学生の中には、日本におけるエントリーシートや履歴書の書き方につまずく人も多いです。
高等教育機関が外国人留学生に提供できる就職支援とは
日本国内に就職する予定の外国人留学生にとって、就職活動における悩みや不安を最も相談しやすいのは高等教育機関の就職支援センターであると考えられます。外国人留学生の感じている課題を踏まえると、就職支援センターでは次のような支援を提供するのがおすすめです。
- 継続的な日本語教育機会の提供
- 外国人留学生向けの求人情報の収集・就職説明会などの開催
- 外国人留学生を対象にした就活ガイダンス・選考試験の対策講座などの開講
一方、就職支援センターの中には「多言語での就活ガイダンスに対応できない」「外国人留学生に対してうまく求人情報を紹介できない」といった不安をお持ちの方も多いです。
明光グローバルでは、高等教育機関の就職支援センターを対象とした外国人留学生向けの就活支援コンテンツを多数提供しています。外国人材に特化した人材紹介事業を手掛けていることもあり、外国人留学生を積極的に採用している企業の求人情報も豊富に有しています。詳しい内容を知りたい方は、明光グローバルまでお気軽にお問い合わせください。
高等教育機関が外国人留学生の就職を支援する際のポイント
高等教育機関の就職支援センターで外国人留学生の就職を支援する際には、気を付けたいポイントがあります。ここでは、高等教育機関の就職支援センターで外国人留学生の就職を支援する際のポイントを解説します。
- 地元企業や中小企業に就職するメリットを伝える
- 日本企業に就職した外国籍の卒業生から入社後の話を聴く機会を設ける
- 外部企業の提供する外国人留学生向け就職支援を活用する
地元企業や中小企業に就職するメリットを伝える
1つ目のポイントは、外国人留学生に対して地元企業や中小企業に就職するメリットを伝えることです。
外国人留学生は、日本人学生以上に大手志向が強い傾向にあります。その背景には、母国でも名の知れた大企業に就職することで、帰国した際にもスムーズに転職ができるようにしたいとの狙いがあると考えられます。
一方、地元企業や中小企業の中には、日本特有の伝統産業や日本独自の高度な技術力を持つ企業など、外国人留学生にとって魅力度の高い業務に就ける企業も多いです。また、日本人学生からも人気が集中する大手企業と比べて、地元企業や中小企業の方が人手不足などの理由から外国人材を積極的に採用している実情もあります。
このような背景から、外国人留学生の就職活動をスムーズに進めるうえでも、地元企業や中小企業に目を向けることのメリットを具体的に伝えていくことがおすすめです。
日本企業に就職した外国籍の卒業生から入社後の話を聴く機会を設ける
2つ目のポイントは、日本企業に就職した外国籍の卒業生から入社後の話を聴く機会を設けることです。
海外ではジョブ型採用が一般的であり、配属される部署や業務内容を理解した状態で選考に臨むことができます。そのため、日本企業における「職種を問わない採用」や「入社後に配属部署が決まる」といった採用活動の在り方に不安を感じている外国人留学生は少なくありません。こうした不安が、外国人留学生の大手志向やグローバル企業志向をいっそう強めています。
外国人留学生の視野を広げ、自分に合った働き方を知ってもらうためにも、就職支援センターが中心となってさまざまな企業に就職した外国籍の卒業生から生の声を聴く機会を設けるのがおすすめです。たとえば、OB・OG訪問や外国籍の卒業生によるクロストークを聴講できる機会などが想定されます。
外部企業の提供する外国人留学生向け就職支援サービスを活用する
3つ目のポイントは、外部企業の提供する外国人留学生向け就職支援サービスを取り入れることです。
外国人留学生の受入れ経験が多くない高等教育機関では、外国人留学生に対してベストな就職支援を提供できないことがあります。その上、就職支援センターの担当者はさまざまな業務を兼任していることが多いため、なかなか今以上に業務量を増やすことができない実情もあります。
外国人留学生の就職支援に関する豊富な実績を持つ外部企業のサービスを活用すれば、担当者に過大な負荷をかけることなく、外国人留学生に対して力強い支援を提供することができます。通常の就職支援センターでの支援業務と、外部企業の就職支援サービスを掛け合わせることで、外国人留学生の就職率を飛躍的に高めることが可能となります。
明光グローバルでは、外国人留学生に特化した就職支援を行う専門塾を運営しています。また、留学生向けの就職ガイダンスや筆記試験対策講座など、就職支援センターのニーズに合った講座をピンポイントで提供しています。外国人留学生に対する就職支援にお困りの際には、ぜひ明光グローバルまでお気軽にお問い合わせください。
外国人留学生に対する就職支援のお悩みは明光グローバルまでお問い合わせください
近年、外国人留学生の日本企業への就職率が上がっています。高等教育機関の就職支援センターにおいても、外国人留学生への就職支援に取り組む必要性が高まっています。
一方、外国人留学生が就職する際には、日本語能力の不足や日本独自の選考方法への理解不足など、さまざまな面で課題があります。高等教育機関の就職支援センターの担当者の中には、外国人留学生に対して適切な支援が提供できず、悩まれている方も多いです。
明光グローバルには、これまで外国人材に特化して人材紹介事業や教育研修事業を提供してきた中で培った豊富な知見・ノウハウがあります。最後に、外国人留学生への就職支援にお悩みの高等教育機関の就職支援担当者の方向けに、明光グローバルの概要と、提供するサービスを紹介します。
明光グローバルとは
明光グローバルは、外国人材の就労機会の創出と育成を通して、日本企業の持続的な成長をサポートする教育系人材サービスです。
40年以上の個別指導の教育実績、そして10年以上の日本語教育の実績を持つ明光ネットワークジャパングループの知見を活かし、外国人材の育成と企業の人材課題解決に特化したサービスを提供しています。
JCLIや早稲田EDU日本語学校での豊富な教育ノウハウを活かし、特定技能試験対策から業界別の専門教育まで、幅広いニーズに対応しています。外務省からEPA事業を5期連続で受託するなど、高い信頼性と実績を誇ります。
明光グローバルの主要サービス
| 事業 | サービス |
|---|---|
| 教育研修事業 | ・eラーニングによる日本語教育(スマホアプリに対応) ・対面/オンラインによる日本語レッスン ・外国籍人材と日本人に向けた各種研修プログラム ・外国籍人材に向けた各種試験対策講座 |
| 人材紹介事業 | ・特定技能人材の紹介 ・外国籍エンジニアの人材紹介 ・教育伴走型の登録支援サービス |
特定技能人材やエンジニアの紹介から、外国人社員向けの教育・研修サービスまで、幅広いノウハウを提供しています。単なる日本語教育にとどまらず、企業での実践力を重視した総合的な人材育成を行っています。
日本初かつ日本発の上場企業が運営する外国人向け就職塾「明光就職」
「明光就職」は、40年以上教育業界をリードしてきた明光ネットワークジャパンを母体に、留学生・外国籍人材に特化した就職支援を行う専門塾です。 経験豊富な講師陣による少人数制授業、企業との直接マッチング、日本語教育を組み合わせ、就活から内定まで一貫してサポートします。
| 特徴 | 内容 |
| 経験豊富な講師陣 | 元社長・元人事部長・外資系出身者などが採用目線で直接指導 |
| 少人数クラス制 | 15名以下で発言機会を確保し、要望に応じて授業を柔軟に調整 |
| 人材紹介会社として直接推薦 | 長期インターンや新卒紹介で、ES免除やスカウト型採用などの優遇あり |
| 就活に直結した日本語教育 | JLPT対策、面接特化日本語クラス、1on1発音練習など、多様なコンテンツを提供し、日本語に自信がない学生も安心して受講可能 |
| 外資系トップ戦略ファームまで対応 | 東京大学発の外資系コンサル対策団体と提携し、MBB内定レベルのケース対策・JOB対策・特別セミナーを定期開催 |
本記事では、「明光就職」が外国人留学生の就活を支援する高等教育機関の就活支援センター向けにご案内している主なサービスを紹介します。
留学生のための就職ガイダンス
明光グローバルでは、これから就職活動をはじめる外国人留学生向けに就職ガイダンスを実施しています。就職ガイダンスの内容は、外国人留学生が就職活動を成功させる上で準備すべき基礎的な項目に関する導入研修となっています。
具体的には、日本と海外の就職活動やそれぞれの企業文化の違いについて解説した上で、企業が外国人留学生に高度な日本語能力を求めている現状についても説明する内容です。受講することで、外国人留学生には基本的な就職活動の内容や、就活対策・日本語学習に取り組む重要性を理解してもらうことが可能となります。
大学の就職支援センターの場合、対象となる外国人留学生が1・2年生のうちから定期的に案内を続けることが効果的です。大学3年生の夏前にはインターンシップに応募できるように促します。特に、修士から来日した学生に対しては、大学院の入学時に就職活動のスケジュールを案内し、夏インターンにすぐ応募できるよう促すことが重要となります。
なお、明光グローバルが開催する就職ガイダンスは、日本語だけでなく、英語・中国語・ベトナム語での提供が可能となっています。そのため、日本語能力の高くない外国人留学生に対してもおすすめです。
他にも、明光グローバルでは異文化理解講座や自己分析講座、業界研究セミナーなど、外国人留学生の就活を力強く支える就活対策講座やセミナーを提供することが可能です。2026年3月現在、国公立大学や私立大学、日本語学校をはじめとした各種高等教育機関にサービスを提供しています。
筆記試験対策講座(SPI)
明光グローバルでは、日本企業への就職を目指す外国人留学生向けにSPI対策講座を提供しています。SPIは、大手企業を中心に日本で10,000社が導入している就活試験です。
明光グローバルでは独自の模擬テストを開催しており、回答率をもとに個々の外国人留学生の苦手分野に対して集中的に対策することが可能です。筆記試験対策講座は全6回となっており、受講を続けることで外国人留学生が解く力を飛躍的に伸ばすことができます。
他にも、明光グローバルでは玉手箱、CAB対策など、さまざまな筆記試験対策講座を提供しています。2026年3月現在、国公立大学や私立大学を中心とした各種高等教育機関にサービスを提供しています。
まとめ
近年、外国人留学生の日本国内での就職率が高くなっています。最も就職率が高い年では48%もの外国人留学生が日本国内で就職しています。このように、外国人留学生の国内での就職が一般化してきている一方で、日本人学生と比べて外国人留学生の就職活動には課題が多い状況です。
たとえば、総合職採用やポテンシャル採用といった日本の就職活動の進め方や、SPIといった筆記試験は、外国人留学生にとって未知のものが多いです。また、企業からは高度な日本語能力を求められるため、継続的な日本語学習も欠かせません。
外国人留学生が自身の就職活動に関する不安や疑問を相談する先は主に高等教育機関の就職支援センターとなります。一方、すべての就職支援センターに外国人留学生の就職に関する知見・ノウハウが蓄積されているとは限りません。中には、外国人留学生に対してうまくサポートができず、課題感を感じられている担当者の方もいます。
明光グローバルでは、外国人材の採用・教育・定着をワンストップで支援しています。就職活動に役立つ各種講座サービスの提供に加えて、外国人留学生を積極的に採用している企業に関する情報も豊富に有しているため、高等教育機関における外国人留学生向けの就職活動支援業務を力強くサポートすることが可能です。
外国人留学生の就職支援にお悩みをお持ちの担当者の方は、ぜひ明光グローバルまでお気軽にご相談ください。



